師走 〜歴史と人を繋ぐ1年〜

どうも皆さん、もりりんです(*^^*)
いよいよ、団長として最後の更新となってしまいました…泣
更新が遅かったり、内容がスカスカだったりと、問題は数多くありましたが、なんとか12回更新し切ることができました!今まで読んでくれた方々、本当にありがとうございます。
さあ、最後の更新張り切っていきますよ〜!\(^o^)/
私たちにとって、1年で最も忙しく、最もあっという間に過ぎ去った1ヶ月。
その始まりは、冬合宿からでした。
2泊3日という限られた時間の中で全てのステージの確認をして、本番さながらのホールでゲネプロまで行うという超ハードスケジュール…!( i _ i )
演奏会係や四年生は、睡眠時間を削ってまでステージの完成度を高めようと尽力してくれました。

「来てくださったお客様に最高のステージを届けたい。」
そんな皆の思いがひとつになった合宿でした。
冬合宿が終わり、情宣活動にも一層熱が入ります。
今年は特に、様々なところへ足を伸ばすことができました。

夏にお世話になった吉田稔先生がいらっしゃる愛知高校への訪問演奏や、寝食を共にした都留文科大学の演奏会を訪ねる等、縁の糸を手繰りながら色々なところへ行きました。
合縁奇縁とはよく言ったもので、一度繋がった縁は必ずどこかで人に豊かさを与えてくれます。
改めて、多くの人と出会い繋がることの大切さに、気づくことができました。
情宣活動も全て終わり、第50回記念演奏会前日。
プログラムを皆で仕上げ、準備万端でマリナートのリハーサル室へ。
1日かけて最後の確認を行い、本番への気持ちを高めました。
夕方には、委嘱曲を作ってくださった信長先生が来てくださり、直々の指導が…!
滅多にない経験に、感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして、いよいよ迎えた演奏会当日。
何度も立ったはずのマリナートの舞台なのに、いつもとは少し違います。
「1年間の全てを乗せて」
口で言うのは簡単です。
しかし、いざステージに立ってみると、足が震え、手には汗が滲む。
舞台の上で人に何かを届けるというのは、きっとそういうことなのでしょう。
緊張、感動、喜び、悲しみ。
ここまで歩いてきた、色んな気持ちを全部抱えて、私たちは歌いました。

私たちは一人じゃない。
誰かを追いかけ、誰かに追いかけられ、
誰かと出会い、誰かと別れる。
この1年間は、そうやって縁を繋いでここまで進んできました。
歴史と人は、こうして繋がってゆくのだと、強く感じました。
先の見えない道を、一人で行くのは途方もなく大変です。
でも、皆と一緒なら。
どこまででも進みたい。そう思える1年間でした。
今年1年、私たちを導いてくれた先駆者は言いました。
「勇敢であれ それでいい」
自分の信じた道を、最高の仲間たちと駆け抜けた日々。
私は、本当に幸せでした。

1年間、静岡大学混声合唱団に関わってくださった全ての人に、最大級の感謝を込めて。
本当にありがとうございました。
私の団長としてのお役目はここまでです。
来年の静大混声は、どんな物語を紡いでくれるのでしょうか。
新しい出会いを楽しみにしつつ、いち歌い手として、最後の一年を思いっきり過ごしたいですね♬

さて、最後に私からの置き土産として、一編の詩を載せてお別れしようかな…(^^)

「キミへつぐ」 

わたしは今 舞台に立つ
向けられた視線
注がれた静寂
きっとあなたも見た景色

わたしは今 舞台を仰ぐ
照らし出された塵の筋
吸い込まれた音の余韻
きっとあなたも触れたにおい

わたしは今 舞台を感じる
あなたとわたしを繋ぐ時間(とき)
あなたとわたしを繋ぐ場所
今、重なり、溶け合い、広がってゆく
紡がれた今が舞台をつくる

キミは今 舞台に上がる

以上、もりりんでした!1年間ありがとう\(^o^)/アディオス!